ビルが押し寄せる

月島にも近代化が押し寄せる
Zeiss Ikon TENAXII/Tessar 4cm f2.8/Kodak ProImage100

2016年からFacebook上で活動している写真クラブの撮影会で月島に来た。

フォトジェニックな風景があり楽しいエリアではあるのだが、あいにく不安定な天気でカメラが濡れないかとヒヤヒヤしながらの撮影。何せ80年以上前のカメラ。スパルタな扱いは恐れ多くてできない。(精神的にも修理費用的にも)

 

月島には昭和の情景がまだまだ残っているが、そんな月島も、最近ではタワマンが建ったりして、急速に現代的な顔立ちに変わりつつある。

この辺りはちょうどその境目。すぐそこまでビルが迫っているが、慎ましくも温かみのある木造建築がいつまでも残っていてほしいと思う。

やっぱり爬虫類は可愛い!

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ニシアフリカトカゲモドキ、タンジェリンアルビノのあんず。

本人は全く天然なのだが、人の萌え心をくすぐる仕草をすることがある。

おっとりした顔付きで、ゆっくりと動く。口を開けて大きくあくびをする。

こんな感じに外を見て黄昏れる。

あざとい。

人出が戻ってきた

Ernst Leitz Leica M4/Summicron 35mm F2/Kodak Color Plus 200

コロナに対する警戒感もだいぶ薄らいできた。

日曜の銀座も、最盛期とは比べるべくもないが、だんだんと活気が戻ってきているように感じる。

コロナそのものが無くなるにはまだ時間はかかるだろうが、「侮らず、恐れず」対処できるようにはなってきているのだろう。

ふと思い出されるのが、2015年にマイクロソフト創業者のビル・ゲイツが、「今後数十年で1000万人以上が亡くなる事態があるとすれば、戦争より感染性のウイルスが原因だろう。ミサイルより病原菌に備えるべきだ」と言っていたのが思い起こされる。

世界大戦危機、ウイルス危機、食糧危機・・・。人類も敵が多い。

ましかくのしゃしん

夕方の東武伊勢崎線堀切駅。何気ない風景もなんとなく情緒があるように見える。
Zeiss Ikon TENAXII/Tessar 4cm f2.8/Kodak ProImage100

一度ブログを削除してしまってからはInstagramFacebookで公開していたが、改めてブログというパーソナルな空間に自分の足跡を残したいと思い、ブログを再開してみた。

ブログタイトルは「Capture The Calm」。英語文法として合ってるか分からないが、「穏やかを切り取る」的な意味をつけてみた。

 

その最初の写真はTENAXIIで撮影した夕方の堀切駅の風景。なんとも言えない情緒を感じてシャッターを切った。

思えば自分の感覚には「ましかくしゃしん」がしっくりくるように思う。

もちろん普通の3:2の写真も撮るが、目の前の静かな時間を箱庭に収めることができるような感覚が、なんとも言えず好きだ。

縦位置も横位置も関係ない、平面+奥行という平凡な構図でも様になり、ただでさえカメラに振り回されっぱなしの自分には、何も考えずに撮ることができるフォーマットなのかもしれない。